「手塚治虫」「白土三平」「小島剛夕」「さいとう・たかを」「赤塚不二夫」「藤子不二雄」「横山光輝」

 画史を考える1

 さて何処からにしようかな、と云っても手塚治虫しか居ないだろう。
『新宝島』『鉄腕アトム』『ブッダ』『メトロポリス』『ジャングル大帝』『W3』『どろろ』『火の鳥』
『リボンの騎士』『MW』『きりひと賛歌』『
ネオ・ファウスト』『奇子』『ブラック・ジャック』、、、
と挙げはじめればキリがない、
少年漫画、少女漫画、SF漫画、
青年漫画、などの基礎文法を手塚治虫が整えたのである。
 あまり読んだ事がない人には、中期〜後期の黒手塚を勧める、
どろろ』『きりひと賛歌』『ネオ・ファウスト』の3作は巻数もそう多くないので推し易い。

 いて、白土三平、代表作は『忍者武芸帳』『サスケ』『カムイ伝』と忍者物を多く描く、
『カムイ伝』を看板とした漫画雑誌『ガロ』を創刊し人気を博す。
その翌々年に手塚は漫画雑誌『COM』を発刊して対抗する。

 そして手塚と生年が同じ小島剛夕である、代表作は『首斬り朝』
子連れ狼』
手塚、白土、その他この時代の漫画家に劇画の影響を与えた作家である。
『子連れ狼』は海外でもヒットしている作品で、後に海外輸出される日本漫画作品のはしりである。

 『劇画』とは
 現代では、劇画は漫画技法の一種で、劇画調の作画、作家などと用いられる。
しかしこの当時、漫画=手塚治虫に代表される頭身が低く画も話もシンプルなもの
対して劇画=写実的な表現で頭身が高く、話も画も重厚。
現代では当たり前のように相互に行き来するが、当時は漫画と劇画は別物であった。

 画といえば忘れてならないのが『雲盗り暫平』『ゴルゴ13』のさいとう・たかをである、
漫画の執筆活動を個人作業から分業制とした功績は非常に大きい。

 この頃既に第一線の作家であった手塚治虫は
劇画に対して大きなコンプレックスを抱いていた、
そしてそれは生涯続くものであった。


 おっと劇画の話ばかりではなく漫画の話もしなければ、
ではギャグ漫画家の赤塚不二夫を取り上げよう。
『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』で一躍人気漫画家となり
後に『天才バカボン』を描く。

 塚治虫に憧れてコンビ漫画家となった藤子不二雄は
当初SF、シリアス路線の漫画を執筆するが
あまりパッとせず、『オバケのQ太郎』でギャグ漫画ヒットさせる、
後に『パーマン』『忍者ハットリくん』と今でもメジャーな作品を輩出し、
ついに『ドラえもん』で大ヒットを生み出すに至る。
 正確な時期は不明だがこの頃から2人は別作家として活動していく、
しかし不仲になったのではなく互いに認め合い、
違う方向性の作品作りをするようになっていく。

 本日の最後は同じく手塚に感銘を受けて作家となった横山光輝、
劇画ではなく漫画でシリアスなストーリー物を成功させる、
『鉄人28号』『伊賀の影丸』『魔法使いサリー』『バビル2世』『三国志』
といった幅広いジャンルで活躍する。


 是非、読んで欲しい作品は赤字にて記す、何かの際に手にとって頂ければ幸いです、

 さて次回は、
「楳図かずお」「つげ義春」「永島慎二」「石森章太郎」「松本零士」「水野英子」
について記述していこうと思います。


猫のpochi


2013-07-06 : : コメント : 0 :
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

自己紹介

nekopochi413

Author:nekopochi413
どうも猫のpochiです。
リンクは御自由にどうぞ。

スライドショー

カウンタ